私は若様を産むまで、「母乳は子供が生まれたら勝手に出てきて、赤ちゃんが勝手に吸い付いて飲んでくれるもの。」とばっかり思っていました。
それが大間違い!
若様は「オギャー!」と産声を上げて生まれてきてすぐ口をモグモグ、おっぱいを飲みたそうにしていました。
それなのに、私の母乳は全然でない。
どうしたらいいのか途方に暮れました。病院の助産婦さんは「普通は3日くらいでないから」と言うのも、「そんなはずはない。」となぜかその言葉を信じられず、モンモンとしていました。
結局、その後大量に母乳が出たのにも関わらず、乳首の穴が貫通していなくてミルクが行き場所を失い、なんと私の脇の下や腕の方までミルクが上がってきてボコボコ状態に。
私の体内に母乳があるという、想像も絶する体験をした私・・・・・
それから、約3ヶ月間、「母乳が止まってしまうのでは」と言う恐怖と戦いながら、とにかく本当に苦労して現在やっと完全母乳で育児を楽しむ事が出来るようになったというわけです。
「母乳が出なかったら粉ミルクでもいいじゃない。」
本当にその通りなんです。でも私はどうしても、出来る限り母乳で育てたいと言う願望が強くって、粉ミルクに頼るのが嫌だったんですね。
母乳育児は、はっきり言って粉ミルクよりも大変だと思います。
だって、赤ちゃんに必要な栄養を母体から吸い取っておっぱにするので、まずママは疲れます。寝不足で体力が落ちてくると母乳の量も減るし、カルシウムを吸い取られて、歯がボロボロになったりもするらしい。
母乳を出している間は、ホルモンの状態も不安定なので、結構感情的になったりしますし。
お酒やコーヒーも妊娠時同様控えないと母乳に出てしまうので、食べ物も気をつけないといけない。
旦那に母乳はでないので(当り前か・・)、子供をおいて出かけることは難しい。
おっぱいが吸われて空になると新しい母乳を作る時に、チクチク痛くなったりします。(人によるけど私はした)
母乳が詰って乳腺炎になったり、おっぱいが張って痛かったり、夜中何だか冷たい・・・と思って起きたら、母乳が勝手にでてて、着替えないといけないほどパジャマがミルクで湿ってたり、若様の事を考えただけで、母乳がポタポタ出てきて
いつも自分の体がミルク臭いし・・・・でも私は、母乳にこだわりました!
なぜって、母乳はカロリー関係なしに、ほしい時に好きなだけ若様に飲ませてあげる事が出来るからです。
そりゃ、母乳だったら、粉ミルク代は節約できるし、外出時、哺乳瓶やお湯を持って歩かずに済むし、哺乳瓶の消毒もいらない、でもそういう理由はあまり私にはなく、ただただ栄養満点、母親の免疫をもらえる母乳を飲ませてあげたいという一心でした。
最近は離乳食も少しずつ始まっていますが、でもまだまだ母乳が主体。
この間、母乳がでなくて粉ミルクで育てているママさんとお話をしたら、
「粉ミルクはカロリーが高くって、飲ませすぎると肥満体になるから、夜は白湯だけ。離乳食も始まったので、ミルクは一日3回しか飲ませられない。」と言っていました。
うちの若様、お散歩に行って喉が渇けば母乳、お風呂に入って汗をかけば母乳、離乳食の後、母乳で綺麗に食道を流し、夜寝る前は母乳でウトウト、予防注射で痛い思いをしたり、怖い夢でうなされたり、機嫌が悪くてぐずるときも、その度に母乳で落ち着きを取り戻し、1日に何回飲むの?って感じです。
これもカロリー関係なく与える事が出来る利点ですね。夜に白湯だけだったら、うちの若様絶対に寝ないで一晩中ぐずっている事でしょう。
母乳って、子供の栄養補給はもちろんですけど、ママの温かさが子供に伝わって安心するんですよね。
母乳が落ち着くまで、人一倍苦労した私なので、産後母乳が出なくて粉ミルクに頼るしかないママの話を聞くと、「辛かっただろうな・・・母乳あげたかっただろうに・・・」と切なくなったり、仕事をはじめた為に粉ミルクにしなくてはいけないママが、母乳を止める為におっぱいが張って大変な思いをしていれば、「産後1年は女性が安心して育児だけに集中できる世の中に変わってくれれば、ママも赤ちゃんも幸せなのに」と考えたり・・・
母乳育児真っ只中のママ業をしている私は、色々思うことが多々あるわけです。
長々となってしまいましたが、旦那が早々とメンバーになった方がいいと勝手に申し込んだ「Breastfeeding association」(母乳の会)の会合が月に2度開催されているので、最近行くようになりました。
顔をだすようになった理由は、若様に他の子供と接する機会を作ってあげたい、母乳で育っている子供の発育を見たい、悩み事をあったら相談してみようと思ったから。
ミーティングでは、会を運営している方や助産婦さんがいて、母乳育児をしているママが子連れで集まります。場所は、会を運営している方の自宅が多いので、毎回変わります。コーヒーやビスケットを食べながら、テーマがあって、色々面白いです。この間は、「夜の授乳」というテーマでした。
実は、主人が休んでいたので、夫婦で参加してみました。
さすが母乳の会、男はうちの主人だけ。しかも、みんな母乳育児なので、うちの主人がいても関係なく、あちこちでポンポンおっぱいを出して授乳していましたよ。(冷)
15人くらいのママがいたから、子供を合わせて30人くらいの大きなミーティングでした。
双子ちゃんのママさん2組もいて、母乳でいっぺんに2人育ててる最強ママさんでした。
母乳育児は悩みも多いから、ボランティア感覚ではありますが、「母乳の会」で皆さん情報交換してるんでしょうね。こんな会があるオーストラリアってやっぱり素晴らしいです。
虐待で我が子を傷つけて殺してしまう暗い暗いニュースが多い日本です。
とにかく一人で育児を抱え込まない様、色々なサポートを利用できる環境を日本でも早く取り入れてほしいと思います。
それには、ボランティで場所を提供する方、連絡係りをする方、会を運営する方、人のために時間を惜しまず費やす広い心がなくてはなりません。「ボランティアは豊かさの上にあるもの。」という言葉を耳にしたことがあります。豊かな日本なのに、他の先進国に比べてボランティア精神が薄いと感じるのは私だけでしょうか。
「物資の面では豊かでも、心が貧しい日本」とオーストラリアに住んでると感じますね。
何だか色々書いてしまいましたが、これからも育児に携わって想った事を少しずつ書いていこうと思います。
今日は手作りピザを作りました。

生地をこねて発酵させます。パンは2次発酵しないといけないのですが、ピザは1回でいいので楽チンです。

↑パイナップルをのせた子供向け「ハワイアンピザ」。お隣は、大人のピザ。サラミやチーズをたっぷりとね。

ピザ生地が何ともおいしくて、やっぱり手作りはいいな?と思いました。